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成長続いた楽天、海外事業で減損の「誤算」

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楽天が海外での企業買収を積極化してきたのは、国内市場に頼っていては、成長の頭打ちがいずれ避けられないことを見越したものだったはずだ。しかし、中長期的な高成長を続けるために重ねた買収のペースは、やや性急に過ぎたのかもしれない。買収時から赤字が続く企業もあり、海外事業全体の収益力向上は、近年、大きな課題になっていた。今後、採算改善が進んでいない企業の中から、さらに減損対象が出ないとも限らない。

三木谷氏は会見で、「環境の変化による多少の浮き沈みはこれからもあるかと思うが、一歩先回りをして、勇気を持って踏み込んでいくことが大事だ」と述べた。競争が激化する国内で勝ち抜くと同時に、玉石混淆に見える海外事業を、どれだけ早く筋肉質にできるか。まさに三木谷氏の経営手腕が問われる局面だ。

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