ルネサスエレクトロニクスは再生できるか 10工場を売却・閉鎖

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つまり、鶴岡は近い将来に稼働率が改善する期待がある。また、一部企業やファンドで鶴岡への出資を検討する動きで出てきた。工場が独立しコスト構造を改革すれば、自立できる可能性は高い。貴重な技術や顧客を安値で売却するか慎重に判断しても遅くない。最終的にTSMCに売却するにしても、代替案があれば交渉は多少なりとも有利に働く。

ルネサスのリストラは不可避。ならば、日本の半導体産業にプラスとなる形を模索するべきだ。

(長谷川高宏、山田雄大 撮影:梅谷秀司 =週刊東洋経済2012年7月14日号)

 

 

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