小型商用車のシェア奪回へ、日産が“異例”の発表会
特にこだわったのは荷室スペース。荷室長は同クラストップの3050ミリメートルを確保した。また分割可倒式シートを採用し、ビジネスだけでなく、レジャーユースでも使い勝手の良さを向上させた。2リッターのガソリンエンジンで1リットルあたりの走行距離9.9キロメートルと、燃費性能でもクラストップとした。
生産はグループである日産車体の九州工場が手掛ける。年6万台の生産のうち、半分以上を輸出する計画だ。部品の9割が地元九州と海外からの調達(うち海外からの輸入部品4割)で、コスト競争力を高めて、円高に対抗する。
日産は昨年発表した中期計画でも小型商用車の強化を唱っている。この新型車がその嚆矢となるか。
◆日産自動車の業績予想、会社概要はこちら
(並木厚憲 =東洋経済オンライン)
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