メルセデス・ベンツ140周年の日に登場「新型Sクラス」50%刷新ビッグマイナーチェンジの威力

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室内では、「日常の快適性とウェルビーイングのために」とした「エナジャイジングエアコントロール」やヒーター内蔵セイフティベルトがそなわる。

「MBUXスーパースクリーン」がダッシュボード全体に拡張されていて、先に触れたゼロレイヤーをはじめ、より直感的な使い勝手を向上させたという。

最新のメルセデス車にならい「MBUXスーパースクリーン」が助手席前まで拡張された(写真:Mercedes-Benz)

パワートレインは多様だ。3リッター直列6気筒のガソリンとディーゼル、4リッターV8ガソリン、それに6気筒のプラグインハイブリッド(PHEV)が用意される。

駆動方式は、後輪駆動とフルタイム4WDの「4MATIC」が選べる。車体は、標準ホイールベース(3106mm)とロングホイールベース(3216mm)の2種類。

日本では標準ホイールベースのニーズが高めだが、世界の主要市場ではロングホイールベースがより人気だとか。

足元の広さ(と乗り心地)がロングホイールベース仕様の最大の魅力(写真:Mercedes-Benz)

サスペンションは、標準で電子制御の「エアマチック」を装備。オプションで、より快適志向の「Eアクティブ・ボディコントロール」が選べる。

このオプションには、専用の後輪操舵システムも含まれる。通常4.5度までの操舵角が、10度まで角度がつく。小回りが利き、動きもより敏速になるはずだ。 

ドライバーズカーとして評価

発表に先駆けて私がドイツで乗ったのは、ロングホイールベース版。あいにく詳細は伏せられていて、大事な部分は擬装がかけられていた。

エンジン仕様も「いまは言えないんです」と、クルマを用意してくれたエンジニアは少しバツの悪そうな笑顔で告げた。

わかったのは、なによりも気持ちのよい乗り味だ。スムーズな加速と静粛性の高さ、それに路面の凹凸をていねいに吸収する足まわり。それらがうまいコンビネーションを見せてくれる。

メルセデス・ベンツのフラッグシップだけあって乗り心地は超がつくほど良好(写真:Mercedes-Benz)

ただし、内装も隠されている部分が多くて、せっかく広いうえに、大きくリクライニングして安逸な気分で乗っていられるはずの後席も、十分に堪能できずじまいだった。

私はドライバーズカーとしてもSクラスを評価している。

グローバルの市場で見れば少数派かもしれないが、標準ホイールベースのSクラスを自分で運転するのが好きなのだ。

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