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出向者から、不正取得した情報を受け取った本社部門の職員は5人おり、いずれも出向者に対して代理店から持ち出しの許諾を得た資料かどうかなどを確認せずに受け取っていたという。
スパイ活動の舞台となった代理店について、明治安田生命は詳細を開示していないが、銀行など金融機関代理店とみられる(写真:記者撮影)
明治安田は「現時点で、代理店から不正競争防止法(不競法)の問題を問う旨の指摘はない」としている。だが、今後は不競法だけでなく、独占禁止法における取引妨害に問われる可能性もある。
騒動になっても自己申告せずに隠していた出向者
出向者による情報の無断持ち出しをめぐっては、日本生命保険で昨夏に発覚したほか、第一生命保険でも実態調査を始めている。
そうした状況下で、明治安田の出向者は調査が始まるまでなぜ自己申告せずに隠していたのか、また不正行為を早期に発見できなかった本社部門についても管理体制やけん制機能は十分だったのか、今後厳しく問われることになりそうだ。
東洋経済オンラインでは、保険業界で起きている問題点について『生保「スパイ活動」の実相』などの各記事で詳報しています。
