「パンダ舎の前に日本人が20人いたことも!?」 日本ゼロでも往復3万円台で「聖地へ」パンダ200頭に会う旅 行ってわかった意外な魅力
2026年1月25日、上野動物園のパンダ観覧が最終日をむかえた。27日には中国の成都へ送られ、1972年の日中国交正常化にあわせてパンダが来日して以来、54年ぶりに日本からパンダがいなくなる。
日中関係の悪化もあり、再びパンダが日本に貸与される予定も決まっていない。ネット上ではパンダが「政治的な存在」となっているが、今後(少なくとも当面は)日本でパンダが見られなくなるという事実は動かない。
パンダは欧米やアジアなど世界20カ国ほどでみられる。日本から近い国では、韓国(ソウル近郊のエバーランド)や台湾(台北市立動物園)のほか、北京や上海でももちろん見られる。だが、パンダの本拠地といえば、四川省だろう。筆者は2026年1月、四川省の成都を訪れた。成都の旅行事情はどのようなものか、パンダ以外のこともふくめてお伝えしたい。
成田から成都まで直行便で往復3万円台
四川省の省都である成都は人口2000万人を数える、中国有数の大都市だ。三国時代(221〜263年)には劉備が築いた蜀の都が置かれたところとして知られる。
また、中国四大料理の一つであり、麻婆豆腐や回鍋肉など日本人にもなじみ深い四川料理を生み出してきた土地でもある。そしてパンダの聖地としても知られている(パンダは四川、陝西、甘粛省の高山地帯に約1900頭が生息していると考えられている)。
成田から成都までは四川航空(週6便)が直行便を運行している。往路は約6時間、復路は約4時間半だが、いずれも金額が安くない(往復総額8万円台~)うえ、成田を夕方に出て成都に深夜到着、帰りも成都を朝に出発するので、往復でほぼ2日を費やしてしまう。
筆者が選んだのは吉祥航空。行きは羽田を深夜の2:10に出発し、上海経由で同日の昼には成都に到着する。帰りも15時出発でその晩のうちに羽田に帰ってこられる(深夜1:05着ではあるが……)。同社の公式サイトで購入した航空券は総額3万9600円。片道1万円台は格安といえるだろう。


















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