「パンダ舎の前に日本人が20人いたことも!?」 日本ゼロでも往復3万円台で「聖地へ」パンダ200頭に会う旅 行ってわかった意外な魅力
ただし、パンダは10時を過ぎると一気に睡眠モードに入ってしまう。そのため、朝早く入園することが重要であることを改めて強調したい。とはいえ200頭以上(すべてが公開されているわけではないが)もいれば、どのパンダかは起きている姿に遭遇するわけで、行ってみたが「はずれ」とはならないだろう。
館内にはそれなりに多くのツーリストが来ているが、園内はゆとりがあり、ストレスを感じるようなことはなかった。外国人の姿もちらほら見かけるものの、90%以上は中国各地から来た国内旅行者のようだ。
「パンダを見に5回成都を訪れた」和歌山在住男性
気がつくと園内で3時間以上を過ごしていた。広大な園内を歩き疲れ、最後に訪れたのが「大熊猫太陽産房」というパンダ舎だった。ここには「彩浜」と呼ばれる和歌山から来たパンダがいる。「彩浜」は昼寝の最中だったが、そこで巨大なレンズを抱えている日本人男性の益益ますますさん(@masu_masu_masu_masu)と出会った。
益益ますますさんは30代で和歌山市在住。成都へはパンダを見に5回訪れたという筋金入りのパンダフリークだった。成都には年末年始に訪れたばかりだが、その1週間後にまた来たという。年末年始にはこのパンダ舎の前に日本人が20人ほどいたという話にも驚かされる。
益益ますますさんによれば、和歌山から「成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地」に来たパンダは11頭(うち1頭は療養中)。先述した公式アプリの情報は不十分で、現地で確認したり、中国のSNSである小紅書を参考にしたりするという。
益益ますますさんにパンダを観察するうえでのアドバイスを聞いてみた。
「成都ジャイアントパンダ繫殖研究基地は、広大な場所に数多くのパンダが飼育されているので、会いたいパンダを事前に決めておくことです。パンダの行動が活発な朝にくわえて昼過ぎにもササの入替えが行われることも多く、パンダに動きがあり狙い目です。夕方の産室では、赤ちゃんパンダの帰宅シーンが見られることもあります」
結局4時間を園内で過ごし、文字通りパンダまみれとなった。園内はもちろん成都市内にもパンダの土産物専門店が数多くあり、中国人のパンダ人気がみてとれる。
政治の道具とされがちなパンダだが、純粋に観察して楽しい動物である。成都は物価も安く、四川料理も楽しめ、ホテルライフも満喫できた。航空券も羽田から3万円台と格安で、冬でも最高気温は16度程度と温暖なのもよかった。安近短の行き先の一つとしておすすめできるディスティネーションである。
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