Netflix料金はそのまま、恩恵は格安SIMへ。LINEヤフーが「キャリアフリー」で狙う空白市場

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なお、動画分野でNetflixと独占契約を結んだわけではない。他の動画配信サービスとの提携も「選択肢としてある」ことになる。

Netflixは「残りのパイ」を取りに来た

Netflix側にとっても、今回の提携には明確な狙いがある。

Netflixの日本における会員数は1000万世帯を超えた。3大キャリアとはすでに提携済みで、スマートテレビ経由の加入導線も整備されている。残るは、こうした既存チャネルでリーチできない層だ。

Netflixが重視しているのは、口コミによる視聴拡大だ。同社の調査では、ユーザーの約4割が「周りから勧められた作品を観ることが多い」と回答。約6割が「好きな作品について周りと話したい」と答えている。

口コミが視聴を生み、視聴が口コミを生む。この循環を加速させるプラットフォームとして、9900万人が使うLINEは最適だという判断だ。

スライド
Netflixが示した視聴行動の循環モデル。評判を聞いて作品を観て、感想をシェアする。この流れを加速させる場としてLINEに着目した(筆者撮影)

今回の提携発表は、Netflixにとって絶妙なタイミングでもあった。3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2026の全47試合を、Netflixが独占配信するからだ。

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