Netflix料金はそのまま、恩恵は格安SIMへ。LINEヤフーが「キャリアフリー」で狙う空白市場
LYPプレミアムの特典は大きく3つに分かれる。
1つ目はLINE機能の強化だ。1500万種類以上のスタンプが使い放題になるほか、機種変更時にトーク履歴や写真を無制限でバックアップできる「プレミアムバックアップ」が使える。通常のLINEでは直近14日分しか復元できないが、プレミアム会員なら過去のトークをすべて引き継げる。
地味だが実用的なのが「通知なしでメッセージ送信取り消し」機能だ。通常は送信を取り消すと相手に「メッセージの送信が取り消されました」と表示されるが、プレミアム会員は通知なしで取り消せる。誤送信時の気まずさを軽減できる。
2つ目はYahoo!・PayPay系の特典だ。Yahoo!ショッピングやLOHACOでの買い物時にPayPayポイント還元率が上がる。PayPayを日常的に使うユーザーには恩恵が大きい。
3つ目が今回のようなパートナーシップ特典で、Netflixはその第1弾となる。
初回キャンペーンとして、NetflixとLYPプレミアムの両方が初めてのユーザーには、PayPayポイント還元で1カ月分が実質無料になる特典も用意する。
LINEヤフーが掲げるコンセプトは「観て、話そう」だ。Netflixで作品を視聴し、LINEで感想を語り合う。コンテンツとコミュニケーションの循環を生み出す狙いがある。
ソフトバンクユーザーには意味がない
では、このプランは誰にとってお得なのか。結論から言えば、3大キャリアのユーザーにはほとんどメリットがない。
まずソフトバンク契約者の場合、LYPプレミアムはすでにキャリア契約に付帯している。Netflixを観たければ、ソフトバンク経由で契約すれば済む。LINEヤフー自身も「ソフトバンクユーザーには、ソフトバンクが提供するNetflixプランに入っていただくのが最善」と認めている。


















無料会員登録はこちら
ログインはこちら