高市首相が衆議院解散を表明…「自民党が過半数」のときの株価の行方
次に、選挙後の株価はどのように推移してきたのでしょうか。
下表では、1955年に自民党が結成されて以降の衆議院選挙について、選挙後の株価動向を確認しました。
注目すべきは、下表の最下行に示した衆議院選挙後1カ月から6カ月後までの平均値です。過去23回の衆議院選挙を対象にすると、いずれの期間でも平均騰落率はプラスとなっており、衆議院選挙後の株価は総じて堅調に推移してきた傾向が確認できます。
この背景には、選挙の実施によって、政権の枠組みや選挙で掲げられた公約、政策の方向性が明確になることがあります。選挙結果を受けて不確実性が後退することが、株価を下支えしてきたと考えられます。

自民党が過半数を確保した場合と確保できなかった場合
さらに、自民党の衆議院選挙の結果と株価の関係について、もう少し深掘りします。下表では、自民党が過半数を確保した場合と確保できなかった場合に分けて分析しています。
自民党が過半数を確保したケースは過去14回ありますが、そのうち、定員数に占める自民党の獲得議席数の割合が解散前と比べて上昇したケース(7回)に限って平均を取ると、選挙後の株価上昇がより鮮明です。具体的には、選挙後1カ月で2.7%高、3カ月後には13.0%高と、比較的大きな上昇となっています。


















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