自覚なしの「隠れ冷え」を一発で見抜く質問→「お風呂は好きですか?」、現代人を悩ませる"痛み・疲れ・虚弱"を改善する方法

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

風邪を引いたときを思い出してください。「喉が痛い」「鼻水が出る」「頭が痛い」「咳が出る」……。症状は人それぞれですが、原因はすべて「風邪(のウイルス)」ですね。それと同じように、どんな症状も、その根っこには「冷え」という共通の問題があることが多いのです。

具合が悪くて診察を受けにくる方の実に半数以上が、冷えに悩まされています。また生理痛を訴える方の多くは、平熱が36.0度前後。中には、体内に「熱」がこもって、ほてりやのぼせに悩む人もいますが、圧倒的に多いのは、冷えている人なのです。また、ほてりやのぼせも、実は、冷えが原因で起きている場合が少なからずあります。

私自身、診察を始めるときに必ず「その患者さんに冷えはあるのか」「もしあるとしたら、どんな冷えか」に着目し、その冷えを解決する処方を行います。

血の巡りを良くすれば、周辺症状も改善する

冷えの原因の多くは何かというと、「血の巡りの悪さ」にあります。

血が十分に巡らなければ、血と一緒に運ばれるはずだった熱も届けられず、体が冷えてしまうからです。

痛みやしびれなどの症状の裏には、おおむね冷えと血の滞りが潜んでいます。そして、痛みやしびれがあるとき、そこには炎症が起きていることも多いのです。

では、冷えと痛み・しびれの関係を見てみましょう。

体が冷えていると血管はキュッと収縮します。すると血液が流れにくくなり、その場所には酸素や栄養分が行き届かず、痛みやしびれが生じます。同じ状況が長引くと炎症が起き、症状が悪化。炎症は周辺に波及し、関節痛や筋肉痛につながる場合もあります。

しかし体が温まれば血管が広がり、血液がたっぷり酸素や栄養分を運べるようになるため、しびれや痛みが消失し、炎症も鎮まります。

生理痛のとき、お風呂に入ると痛みがフワッと楽になるはずです。それは、体が温まって血管が広がり、血流が良くなったから。逆に、薄着をしたり寒い所にいたりすると、血管はギューッと縮むので痛みが増します。そんなとき、お腹にカイロを当てると痛みがやわらぐはずです。

次ページ「隠れ冷え」に気をつけて
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事