2025年の音楽チャート「ミセス21曲」席巻の衝撃、ちゃんみな&HANAが旋風――ヒットの法則を揺さぶる"推し活"と音楽ストリーミングの影響力

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
2025年に一気にブレイクしたHANA。渋谷駅で展開された広告に若い女性ファンが多数集結していた(写真:編集部撮影)

Mrs. GREEN APPLEがチャートをジャックした一方で、新たなムーブメントも感じさせる、そんな2025年の音楽シーンだった。

ビルボードジャパン(運営:阪神コンテンツリンク)が発表する年間ヒットチャート「Billboard Japan Hot 100」(24年11月25日~25年11月23日)は、Mrs. GREEN APPLE「ライラック」が総合首位を獲得した。

ビルボードは複数の指標を基に算出する複合チャート。CD販売、ダウンロード数、音楽サブスクなどのストリーミング再生回数、YouTubeでのミュージックビデオの再生回数、ラジオでの放送回数、カラオケ歌唱回数が含まれている。

史上最多、ミセスがチャートをジャック

総合首位の「ライラック」は全方向で強かった。ストリーミング、ミュージック動画再生、カラオケでトップを獲得。ダウンロードも2位、ラジオは12位だった。同曲は24年4月リリースで、24年の年間チャートでも5位を獲得。日本レコード大賞受賞やNHK紅白歌合戦などの露出もあり、25年初に1位に返り咲いたロングヒットだ。

Mrs. GREEN APPLEは「ダーリン」も2位を獲得するなど、100位圏内に計22曲がランクイン(24年は17曲)。同一アーティストによる楽曲のランクイン数は過去最多となった。6カ月連続の新曲リリースなど、24年に続く精力的な活動がファン拡大につながっている。ストリーミングをはじめ、どの指標でも非常に強く、死角はなかった。

3位はBLACKPINKのロゼとブルーノ・マーズがコラボした「APT.」。4位は米津玄師「IRIS OUT」。劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の主題歌だ。ロングヒットが上位を占める中、リリースから約2カ月でこの順位は驚異的。動画では2位を獲得するなど、改めて人気と実力を示した形だ。

次ページHANAのインパクト
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事