「体調悪くても一生懸命生きようと……」診てくれる病院が少ないカメレオンの飼育。<初期費用20万、毎月1万>、犬猫並みの覚悟を要する現実

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カメレオン
けーくんは、一度も怒ったことがないほど温厚で人懐っこかった(写真提供:山村さん)
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「変幻自在の凄腕ハンター」のイメージが強いカメレオン。しかし実際は、考えていることがすべて体に出てしまう“ギャグ漫画”のような生き物だ。同じ種類でも、性格は個体によってまったく違う。

ただの観賞用ペットじゃない、個性的なカメレオン

山村さん(仮名)は母と妹と3人で、これまで6頭のパンサーカメレオンと暮らしてきた。

「正直、犬や猫と関係性は変わらないんじゃないかと思います。ケージに入れて眺めるだけのペットじゃないんです」

初めてお迎えした「かーくん」は、不器用なのに一生懸命で、臆病だけど賢い子。かーくんのお嫁さん候補だった「めーちゃん」は、とにかく気が強いじゃじゃ馬。「けーくん」は、飼い主と一緒にテレビを見るほど人懐っこくて温厚。

現在飼育しているのは、イヤイヤ期真っ盛りの「みるくん」と、竹を割ったような性格の「るりちゃん」の2頭。楽しい気分のときは色どり鮮やかに、落ち込んだときはわかりやすく暗い色に変わる。不器用だけど一生懸命に生きる彼らに、山村さんは魅了された。

しかし、カメレオンの飼育は決して簡単ではないことを、山村さんはかーくんの飼育を通じて痛感する。

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