結局、どちらを選ぶのが正解? 「ほぼPro」のiPhone 17と、9万9800円のiPhone 16e──3万円は体感できる差なのかを解説

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輝度にも差がある。17の標準輝度は1000ニト、HDRピーク輝度は1600ニト、屋外ピーク輝度は3000ニトだ。対して16eは標準800ニト、HDRピーク1200ニトにとどまる。炎天下での地図アプリの使用や写真撮影では、17の方が明らかに視認性が高い。​

ただし、屋内での使用が中心なら、16eの輝度でも実用上の問題はない。ProMotionの滑らかさは確かに魅力的だが、日常使用で必須というわけではない。並べて見比べない限り、違いは気付きづらいだろう。

カメラ性能の差をどう見るか

カメラシステムに最も顕著な違いが表れている。iPhone 17は48MP Fusion超広角カメラを追加した「Dual Fusionカメラシステム」を採用し、4倍の光学ズームレンジに対応する。一方、16eは「ツーインワンのカメラシステム」で、48MPのメインカメラのみだ。​

iPhone 17は48MP Dual Fusionカメラシステムを搭載
iPhone 17は48MP Dual Fusionカメラシステムを搭載(筆者撮影)

フロントカメラも17が18MP、16eが12MPと画素数に差がある。17にはセンターフレーム機能が搭載され、ビデオ通話時に被写体を自動追従する。オンライン会議やビデオ通話を頻繁に使う人には実用的な機能だ。​

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