冬休みの学び直しが「3学期の授業」を劇的に変える!「教師としての軸」を太くする、本質的な学び直し術《おすすめ本も紹介》

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ご紹介したこれらの本以外にも、教育に関する良質な本はたくさんあります。「授業に役立ちそう」と普段は忙しくて“積読”していた本を消化するもよし、直感的にタイトルが気になった本を手に取るもよし、ぜひ読書と学びの時間を楽しんでみてください。

一人で学ばず「対話」する

最後に。本を読むのは一人の作業ですが、学んだことを誰かと話すことで、知識はより確かなものになり、自分の血肉となります。

私が運営しているオンラインコミュニティ「先生ハウス」も、そんな学びの場の1つです。 ここでは全国の先生方が、所属や経験年数の垣根を越えて、日々の悩みや実践、読んだ本の感想などをフラットに語り合っています。

オンラインサロンでなくても、何らかのコミュニティで学校の中だけでは出会えない多様な価値観に触れること、そして「失敗しても大丈夫」と思える心理的安全性の高い場所(サードプレイス)を持つことは、先生自身の心の健康と、視野の広がりに大きく貢献します。

年末年始、本を読んで「なるほど!」と思ったら、ぜひ周りの先生やSNSなどで仲間とシェアしてみてください。学びを楽しむ先生の姿こそが、子どもたちにとって最高の教材です。

それでは、よいお年をお迎えください。

東洋経済education×ICTでは、小学校・中学校・高校・大学等の学校教育に関するニュースや課題のほか連載などを通じて教育現場の今をわかりやすくお伝えします。
樋口 万太郎 中部大学 現代教育学部 現代教育学科 准教授

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ひぐち まんたろう

1983年大阪府生まれ。大阪府公立小学校、大阪教育大学附属池田小学校、京都教育大学附属桃山小学校、香里ヌヴェール学院小学校を経て、現職。「子どもに力がつくならなんでもいい!」「自分が嫌だった授業を再生産するな」「笑顔」が教育モットー。オンラインサロン「先生ハウス」主催。編著書に『その自由進度学習、間違っていませんか? 失敗しない進め方』(明治図書出版)など。

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