冬休みの学び直しが「3学期の授業」を劇的に変える!「教師としての軸」を太くする、本質的な学び直し術《おすすめ本も紹介》
日々の忙しさの中では、どうしても「どう教えるか(発問や板書や教材の工夫)」という教師側のパフォーマンスに目が向きがちです。しかし、この冬は視点を180度変えてみませんか。
おすすめしたいのは、「授業の流し方」「教え方」という表面的な技術だけではなく、「子どもの思考プロセスはどうなっているのか」という視点の学習です。
・子どもがつまずくとき、思考のどこでエラーが起きているのか
・「わかった!」という瞬間、既有の知識とどう結びついたのか
ここを学び直すと、ICTもAIも「ただの便利な道具」から「子どもの思考を拡張する武器」へと変わります。だから、教育心理学や認知科学の入門書を、コーヒーでも飲みながらパラパラとめくってみるのがおすすめです。
「原点」に立ち返る時間を確保する
もう1つおすすめしたいのが、「そもそも論」に浸る時間です。
例えば「算数とはどういう教科か」「学校とは何を保障する場所なのか」。こうした本質的な問いは、日々の業務に追われていると後回しにされがちです。しかし、ここが揺らいでいると、新しい教育手法や流行のワードに振り回されてしまいます。
古典的な名著や、先輩方の実践記録を読み返すことは、決して懐古主義ではありません。それは、迷ったときに立ち戻れる「教師としての軸」を太くする、最も贅沢なメンテナンス作業なのです。


















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