「宇宙ビジネス」市場拡大の裏で"地政学的緊張"による《敵対的なサイバー攻撃》が急増、今後想定される2つのリスクとは?

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事業領域も多岐にわたっています。PwCコンサルティングでは、宇宙産業の事業領域について事業エリア(「地上」「準軌道・成層圏」「軌道上」「深宇宙」に分類)とバリューチェーン(Upstream、Midstream、Downstream)の2軸で整理・分類していますが、すでに18もの事業領域が確認できます。

宇宙産業の事業領域図
※外部配信先では図表がうまく表示されない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください。

まず、宇宙に打ち上げた人工衛星などのアセットを活用して地上でビジネスを行う「地上」の事業領域は、すでに地球上のさまざまな産業に浸透するところまで成長し、今後もさらなる発展が見込まれています。

例えば、上図の⑥リモートセンシングや⑦位置情報、⑧通信・放送といった人工衛星を活用した領域については、防災や自動運転等、地球上のさまざまな課題解決に役立っています。また、最近身近になった「衛星とスマートフォンの直接通信」により、圏外だった場所でも、空が見える環境であれば衛星モードに自動で切り替わり、陸・海・空どこでもスマートフォンさえあればインターネットにつながる世界が実現しようとしています。

そして今、事業エリアは、「準軌道・成層圏」から「軌道上」、そして月面をはじめとする「深宇宙」へと広がりつつあります。

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