開示情報によれば、25年(の1年間)に満期または権利行使日を迎える万科の公募社債の総額は360億元(約7902億円)を超える。しかし同社の資金はほとんど枯渇しており、自助努力による債務返済はもはや不可能だ。
万科の筆頭株主の深圳市地鉄集団(深圳地鉄)は、深圳市国有資産監督管理委員会直属の国有企業である(訳注:持ち株比率は27.18%)。25年1月には万科の郁亮・董事長(会長に相当)と祝九勝CEO(最高経営責任者)が辞任に追い込まれ、後任の董事長に深圳地鉄の辛傑・董事長が就任。万科の危機対応を深圳地鉄が主導することが明確になった。
(訳注:辛傑氏は25年10月に万科の董事長を退き、深圳地鉄の黄力平・総経理[社長に相当]が後任となった)
その後、深圳地鉄は13回にわたって累計314億6000万元(約6905億円)を万科に融資。それにより総額304億9000万元(約6692億円)の公募社債が期日通りに償還された。




















無料会員登録はこちら
ログインはこちら