ホームから落ちた後、自力でホームに上がれるかも全員が試した。このホームの高さは1メートル以上ある。上がれたのは13人中2人だけだった。
ホームの下には退避スペースがある。そこに隠れることができるか、全員が試してみた。壁に身体をぴったりと張り付ければ、列車を避けることはできそうだ。ただし、千葉盲学校の最寄り駅である四街道駅の退避スペースは、こんなに広くないという。
大人だと車両にぶつかってしまう
ホームに自力で上がる、退避スペースに隠れるといった体験に続くのが、冒頭のレールとレールの間にうつぶせになる体験だ。
冒頭の悲鳴を上げた生徒には、指導員が「怖くないですよ。ただの棒ですから」となだめて落ち着かせた。そして、生徒の上を金属の棒が通りすぎる。「動いちゃだめですよ」。じっとしている生徒の上を金属の棒がすーっと通過する。だが、肩を少し持ち上げた別の生徒には金属の棒がぶつかった。
地面からレールの上までの高さはせいぜい30センチメートルしかない。子供ならじっとしていれば列車をやり過ごすことができるが、大人ではまず助からない。
また、じっと動かないとしても、風圧で衣服がめくれ上がって機器に引っかかってしまうと、列車に引きずられてしまう危険がある。「落ちたらとにかく『助けてー』と大声で叫んでください」と指導員が説明した。
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