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ライフ #ワンでもニャンでもない家族

フェレットを迎えて華やいだ「第二の人生」 子育てを終えた夫婦の会話を変えた幸せな時間

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「私も夫も親が高齢なので、ときどき実家へ行って、お世話をしているんです。それが長引いてきたので、やはり私も夫も疲れてしまって。そんなとき、マロンがいる家に帰ってきて、足元にコロンってされると、本当に癒やされるんです。

夫と一緒に、『マロンくんがいるから頑張らなきゃね』って励まし合って、前向きな気持ちになれるんですよ」

疲れていてもつらくても、マロンくんの存在が、お互いを労わりあう心の余裕を生んだ。

平均寿命7年という現実と、今確かにある幸せ

フェレットの寿命は平均7年。4歳を過ぎれば、「病気のデパート」といわれるほど、さまざまな疾患が現れることが多いという。

マロンくんは、現在4歳。5月になれば5歳になる。最近尻尾に小さな腫瘍が見つかった。健康診断では、脾臓が少しずつ肥大していることが確認されている。病院に行く回数も増えた。病院には、必ず夫婦で付き添っている。

お気に入りの、「人をダメにするソファ」で眠るマロンくん(写真提供:ミキさん)

どれだけ今の時間が幸せでも、期限は少しずつ迫ってくる。犬や猫に比べて、フェレットの時間は短い。だからこそ、その間にできるだけのことをしてあげたいのだと、ミキさんは言う。

ミキさんは現在、アメリカで暮らしていた時期に知った「クイリング」というペーパークラフトの講師として、カルチャースクールで働いている。紙を細い帯状に切り、くるくると巻いてパーツを作り、それを立体的に組み合わせて花や動物などの作品を作る。

いつかはマロンくんを表現した作品で展示会をしたいと、作品を創りこんでいるという。

ミキさんの作ったクイリング。これ以外にも大作に取り掛かっている(写真提供:ミキさん)

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【マロンくんを見送っても、すぐに新しい子は迎えない】

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