学費は年間で約800万〜1000万超、高額でも人気なのには訳が?イギリスの「ボーディングスクール」の魅力と事前に必ず確認しておきたいこと
ここ数年、日本の保護者や子どもから人気が高いイギリスのボーディングスクール。前編ではイギリスのボーディングスクールの魅力や、実際に子どもたちがどのような生活をしているかに迫った。後編では学校の選び方や受験方法、ハードルなどを紹介する。
低年齢ほど留学のハードルも下がる
10年前に比べてイギリスのボーディングスクールに通っている日本人は500人近く増え、2025年には1356人に達した(10/28現在)。以前は大学進学時に留学するのがスタンダードだったが、最近はその前段階から留学する子どもも増えている。
では、何歳からイギリスのボーディングスクールに通わせるのが理想的なのだろうか。
長年にわたりイギリスのボーディングスクールで学ぶ留学生をサポートしている、ピッパズ・ガーディアンズ代表のベン・ヒューズ氏は、「最近は7〜13歳のプレップスクールの期間に留学する子どもも増えましたが、最も多いのはシニアスクールに入学するタイミングの13歳です。何歳からがいいという正解はなく家庭の状況により決めるのがいちばんですが、低年齢のほうが入学しやすいのは事実。年齢が上がるほど、求められる英語レベルも高くなっていきます」と話す。



















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