便利になる?「ホノルルの鉄道」が空港へ延伸開業 「誰も乗らない」と言われてきたが利用者増に道筋
ただ、旅行者には朗報がある。16日にスカイラインの延伸開業と同時に、ワイキキと空港を短時間で結ぶ「Wライン」という路線バスが開業したのだ。
停留所の数が従来の路線バスよりも格段に少なく、所要時間は40分に短縮された。ワイキキエクスプレスとでもいうべき存在だ。ホノルル交通サービス局のJ・ロジャー・モートン局長は「ホノルルの公共交通をワールドクラスの水準に引き上げたい」と意気込む。

「アラモアナセンター」延伸に期待
とはいうものの、いちばん望ましいのは空港とワイキキを結ぶ鉄道が実現することだ。だがワイキキへの延伸は計画すらない。シビックセンター駅とワイキキの間をシャトルバスで結ぶというアイデアもあるようだが、せっかくならアラモアナセンターまで延伸したいところだ。

ワイキキとは目と鼻の先にあり、路線バスだけでなく “トロリー”と呼ばれるワイキキの主要スポットを巡回する観光バスもアラモアナセンターに乗り入れているので、空港に到着した後、アラモアナセンターで買い物や食事をしてからホテルにチェックインする、帰りはアラモアナセンターで買い物をしてから空港へ向かうといったことが可能になる。
アラモアナセンターへの延伸は日本人だけでなく、本土に住むアメリカをはじめ、世界中の観光客が望んでいるはずだ。

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