店舗数がじわじわ減少、オーケーやロピアに劣勢のなか…ほっかほっか亭が始めた「"おかずを選べる"カスタマイズ弁当」は何が凄い?狙いは?

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ほっかほっか亭
こんなふうに、自由にカスタマイズできる(出所:ほっかほっか亭公式サイト)

対応店舗のメニューを開き、「カスタマイズ弁当」の欄をタップする。すると、ご飯からおかず、さらにサラダのようなサイドメニューまでが好きに選べるようになっている。

ちなみにカスタマイズの方法は2種類あって、1つは既存のお弁当にトッピングを追加する方法、2つ目が1から自分でお弁当を作っていく方法だ。今回は2つ目の方法で「自分流お弁当」を作っていく。

この方式だと、「おかずを上に載せる」のか「おかずを別にするのか」というところから自分で選んでいく。

私は、おかずを上に載せ、なおかつそこに海苔とかつおぶしを敷く「おかずのせ のり+花かつお」スタイルでおかずをトッピングしていくことにした。

ほっかほっか亭
ご飯は「おかずのせ」「おかず別」「おかず別 幕の内」から選ぶことができる(出所:公式サイト)

好きなものを詰めていくと…

おかずは全部で25種類あって、フライから炒め物、付け合わせなどさまざま。値段は50〜350円ぐらいである。

私は目玉焼き(100円)、牛焼肉(ハーフ、280円)、手づくりピクルス(100円)、めんたいこ(120円)をトッピング。好きなものをあれやこれや入れたら統一感がなくなってしまった。

けれど、この「好きなもの詰め合わせ」ができるのが、カスタマイズ弁当のいいところだろう。

ほっかほっか亭
ホームページではトッピングできるおかずの一覧を見ることができる(出所:ほっかほっか亭公式サイト)

これらを合わせて、1000円弱。弁当としてはそれなりの値段にはなったが、外食するのと比べるとまだお安い。

また、好きなものが食べられるだけでなく、値段の調整ができるのも魅力的だ。「今日はちょっと節約したいかも……」という日はトッピングを減らしたりして、その日の状況に合わせて好きなようにできる。

次ページ気になる値段と、そのビジュアルは…
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