あなたにも出来る!社労士合格体験記(第49回)--試験では年金の支払期月に注意しよう

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実は、一昨年の夏以来、新聞記事等でこの「老齢福祉年金」の名称をよく見掛けるようになりました。白骨遺体化した老人に、年金が支払われていた事件が摘発されたからです。「日本ではミイラが家族の生計を支えている」と揶揄した海外メディアの記事が、とても鮮烈だったことを思い出します。

年金は何月に支払われるのか?

試験対策としては、年金の支払期月に注意しましょう。まずは原則として、通常の年金は偶数月(2月、4月、6月、8月、10月及び12月)の6期に、それぞれの前月までの分が支払われます。ただし、例外として権利が消滅した場合、支給が停止された場合などに、その支払期月でない月でも支払われることがあります。

ところが、老齢福祉年金の支払期月は3期だけです。そして3期は、原則として毎年4月、8月及び12月ですが、受給権者が請求した場合には12月を11月にすることも可能になります。昔は「師走は何かと物入りで」とよく言ったものです。そこで1カ月早く11月に年金をもらうことが出来るように、配慮したのかもしれませんね。

次回は、久しぶりの結婚パーティです。

【毎月第2・第4火曜日に掲載予定】

翠 洋(みす・ひろし)
 1958年愛知県生まれ。国際基督教大学教養学部卒業後、ラジオたんぱ(現・ラジオNIKKEI)入社。番組制作、報道、出版事業などを経て45歳で退職。延べ1年半の失業期間の後、NHK「地球ラジオ」の専属ディレクターとして3年勤務。その間、ファイナンシャル・プランナー(AFP)に登録。2007年4度目の挑戦で「行政書士」合格後、行政書士法人で外国人の日本在留ビザ申請代行業務に従事。「社会保険労務士」には、2008年4度目の挑戦で合格。Mr. MISU国際行政書士事務所、中央社労士オフィスみす開設。現在は、LEC講師として社労士「新合格講座」「人事労務基礎科」などを教えている。趣味はアルトサックス演奏、温泉巡り。「語学オタク」。

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