iPhone6s、発売1週間で1割弱が購入していた SIMフリーは5%足らず、MMD研究所調査

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9月25日発売の新iPhoneの新色「ローズゴールド」(撮影:大澤 誠)

MMD研究所(東京都渋谷区)が10月14日まとめたアップルの新型iPhoneの購入状況調査によると、9月25日の発売から約1週間で新端末を買った人の割合は3大通信キャリア利用者の9.7%だった。機種別では「6s」が70%で、大型の「6s Plus」が30%となっている。

調査は2-5日にMMD研がインターネット上で実施。NTTドコモ、au、ソフトバンクの携帯電話・スマートフォン利用者のうち各1000人、計3000人から有効回答を得た。

買った人のうち8割が新端末に満足

買ったと回答した人の8割が、新端末の機能に「満足」ないしは「やや満足」と回答。最も満足した機能(複数回答可)は「Touch IDの高速化」が46.8%でトップ。続いて「アウトカメラの画質向上」が42.3%、「インカメラの画質向上」が31.7%、「4k動画撮影への対応」は30.7%と、カメラ性能のアップもポイントになったようだ。

購入者の契約キャリアの内訳は、ソフトバンク35.5%、ドコモ30.4%、au29.4%の順。SIMフリーを選択したのは4.8%だった。

買い換えた理由としては「現在利用中の端末の更新タイミングだから」が42.7%と、2位の「新色(ローズゴールド)が登場したから」の25.3%を大きく引き離した。

有効回答のうち、既に購入した293人を除いた2707人のうち、「購入したい」と「やや購入したい」を合わせた回答者数は25.4%だった。発売直前の9月17~18日にMMD研が実施した際の購入希望者は31.8%だった。

駅 義則 東洋経済オンライン編集部

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えき よしのり / Yoshinori Eki

1965年、山口県生まれ。1988年に時事通信社に入社し、金融や電機・通信などの業界取材を担当した。2006年、米通信社ブルームバーグ・ニュースに移ってIT関連の記者・エディターなどを務めた後、2015年9月に東洋経済オンラインのエディターに。現在の趣味は飼い主のない猫の里親探し

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