大阪・中之島で「歴史的建築と北欧の美食」に心惹かれる水辺散歩を “水都大阪”の魅力がぎゅっと詰まった街 【写真多数】
プロムナードには豊かな緑があり、四季折々の景色に見応えがある。土佐堀川に架かるアーチ型の淀屋橋から見渡す水辺の輝きや街並みは、まるで都会のなかにある小さなオアシス。日々に憩いを求めて、今日も多くの人が足を運ぶ。
かつて大阪は「天下の台所」と呼ばれた。ここ中之島に全国の蔵屋敷が集まり、コメをはじめとするさまざまな物資の売買が行われたからだ。美味しいものが食べられる街だから「台所」と呼ばれるのではなく「台所」とは物資や食物が集まる場所という意味なのである。
なお「食い倒れの街」と呼ばれるのは、人々が美味しいものに糸目をつけず消費してしまうことからそう呼ばれている。大阪人の食に対する飽くなき探究心が垣間見える言葉だ。
明治以降の中之島は、図書館や中央公会堂などの文化施設が完成し、商業・経済・行政に加えて情報と文化の発信地として発展し始めた。
力強い西洋建築、重要文化財の中之島図書館を探訪
発展を遂げたエリアで一際目を引くのが、大阪府立中之島図書館だ。足を運んでみよう。



















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