
欧州の脱炭素政策は、国際競争力低下や防衛費拡大方針によって大きな曲がり角を迎えている(写真:Bloomberg)
※本記事は2025年3月21日午前6:00まで無料会員は全文をご覧いただけます。それ以降は有料会員限定となります。
一時はドルとの間で(1ユーロが1ドルを下回る)「パリティ割れ」になると予想されていたユーロ相場が急反発し、堅調な展開となっている。一方で、欧州連合(EU)の執行部局である欧州委員会がさまざまな構想を矢継ぎ早に発表しているが、いずれも整合性を欠いているという印象がぬぐえない。ゆえにユーロ相場の上昇は期待先行に過ぎず、腰が弱いと考えられる。

4つの脱炭素の取り組みを先送りへ
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