ウクライナ戦争が長期化する中、バルカン半島の国々でEU加盟への熱意を失う動きが加速している。
旧ソ連を構成したジョージア(旧名グルジア)、モルドバ、ウクライナの3カ国は、ロシアとの関係の悪化を受けて、欧州連合(EU)への加盟を強く望むようになった。そして2022年2月には、ロシアによる軍事侵攻を受けたウクライナがEUへの加盟を正式に申請、翌3月にはジョージアとモルドバもそれに続くことになった。
EU加盟への熱意を失った国
このように、ロシアとの関係が悪化した旧ソ連の構成共和国はEU加盟を切望しているが、一方で、EU加盟に対する熱意を失っている国も存在する。西バルカン(EUが定めたバルカン半島に属するEU未加盟の諸国)を構成する北マケドニアが、その1つだ。同国はかつて、旧ユーゴスラビア連邦を構成した国として知られる。
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら