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日産・新社長を待ち受ける「社外取締役の伏魔殿」 内田社長の退任でも残る「経営不安の火種」

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「無類のCar Guy(車好き)。社内では数少ない有能な若手リーダーで、日本でも海外でも通用する」(日産の元幹部)。「20年以上日産に在籍しており、実力だけでリージョン(地域子会社)から本社に出世してきた叩き上げだ。人当たりもよい」(エスピノーサ氏と仕事をしたことがある日産社員)。

モータースポーツにも熱心で、アメリカから逆輸入したという左ハンドルのスポーツカー「フェアレディZ」で横浜本社に出社する。「日産の商品、強み、技術を熟知している」と内田社長も太鼓判を押す。

一方、日産の最高意思決定機関であるエグゼクティブ・コミッティの中で最年少役員であるエスピノーサ氏の選任は、社内でも驚きをもって迎えられた。

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