大谷選手と契約「お~いお茶」アメリカ進出へ本気 すでに大谷効果、ベッツ選手「ぼくも飲んでみようかな」
一方、国内における「お~いお茶」は発売以来、茶系飲料で首位の座を譲らない。
無香料・無調味を掲げて国内茶葉100%で作っており(一部製品を除く)、現在のシェアは「約36%」(伊藤園調べ)。競合の「綾鷹」(日本コカ・コーラ)や「伊右衛門」(サントリー食品インターナショナル)に10%以上の差をつける。
前身の商品発売は40年前
「ブランド全体の8割以上を『お~いお茶 緑茶』と『お~いお茶 濃い茶』が占めます。
ただお客さまの好みはさまざまで、違う味を楽しみたい方もおられます。そこで、ほうじ茶や玄米茶や抹茶、さらに季節ごとにゆずほうじ茶、柑橘緑茶といった味も用意しています」(安田氏)
前身商品「缶入り煎茶」が発売されたのが40年前の1985年。1989年に商品名を「お~いお茶」に変え、CMも工夫すると売り上げが6億円から40億円に伸び、以後2ケタ成長を続けた。1996年には解禁された500ミリリットルのペットボトルを採用し、さらに拡大した。
トピックボードAD
有料会員限定記事
ビジネスの人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら