またシーズン1で正体を明かし、シーズン2では黒いマスクを外して最も魅力的な人物だったフロントマンは次の手を打っていくことが濃厚です。シーズン2の配信後、演じたイ・ビョンホンに直接話を聞いた際、シーズン3の方向性を予想できるようなコメントが実はありました。
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*この先、シーズン1、2のネタバレが含まれますのでご注意ください。
残忍な決断を下す裏にある人間性
フロントマンは死に追いやるゲームの進行を総指揮する悪役ですが、演じるイ・ビョンホン自身はフロントマンという人物像をどう捉えているのか、尋ねた時です。「物語の中にフロントマンの弟が登場することそのものが、フロントマンにおいても人間性を表現していこうとする表れだと思いました」と説明し始めてくれました。
フロントマンの弟とは警察官のジュノ(ウィ・ハジュン)です。ピンクのジャンプスーツを着て、ゲームに潜入した人物です。シーズン2では兄弟の関係性が掘り下げられ、シーズン3では展開のカギを握っていきそうな存在です。
そんな弟ジュノの存在があることで「どんなに残虐な決定をしても、恐ろしい行動や発言をしても、感情がまったくないようなフロントマンの人間性が見えたり、感じたりする仕掛けが作られている」というのです。
演技するうえでも意識したと言います。「フロントマンはジュノの兄としての“ファン・イノ”が心の中に存在しているようにも思い、残忍な決断を下す裏できっとこの人もつらかっただろうなと、視聴者がそう感じ取ってくれるかもしれないと考えながら演技をしました」。
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