「パナソニックvsリファ」5万円超ドライヤー"吟味" 価格に見合う性能か、プロレビュアーが比較
使用後、髪のうねりが抑えられ、ツヤ感が向上したと感じた。感触はサラサラで髪の毛を触ったときの感触がいつもと違い、サロンで整えてもらったような感じになる。
ただし、これが高浸透ナノイーの効果なのか、髪の毛を速く乾かすことでキューティクルを守り、ダメージを軽減できた影響なのかは断定できない。操作性については、クールボタンが独立していない点が使いにくかった。ほかにも、モード変更などは頻繁にボタンを押す必要があり、改善の余地があると感じた。
なお、セットノズル、ボリュームアップ&ストレーター、ノズルスタンド、本体スタンドが付属している。ボリュームアップ&ストレーターは大きなくしのような形で、クセを伸ばしたり、頭皮に沿って差し込んでボリュームアップをしたりできる。あまり上手く使えず、逆に変なクセが付いてしまったので、こちらはほとんど使用していない。長さ別に、もっと使い方の解説が欲しいところだ。
「nanocare ULTIMATE」は特に速乾性、そして髪の仕上がりを重視する人には、満足できるに違いない。
ReFaの特徴は精密な温度コントロール
ReFaブランドを販売するMTGは、2024年9月期(2023年10月1日~2024年9月30日)の決算において、過去最高の売上高718億6500万円を記録した。美顔ローラーのイメージが強かったMTGだが、最近では「ReFa」ヘアケアブランドのドライヤーやヘアアイロンも好調に推移している。
新モデルの「ReFa BEAUTECH DRYER BX」は、パナソニックと比較すると一回り大きい。重さも約740gなので、こちらのほうが重くなるが、重心バランスがよく、持ってみるとそれほど重くは感じない。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら