大河俳優・柄本佑、「独特の存在感と演技力」の根幹 意外なルーティンも?自己研鑽でしていること
NHK大河ドラマ「光る君へ」で、藤原道長役を演じた柄本佑さん。準備期間を含め約2年にわたり関わってきた作品について、今何を思うのか。
オンエアは残すところあと1話だが、ひと足先に道長役を演じて得たものや自分に起きた変化、また存在感ある演技を支える意外なルーティンに迫った。
「四十、五十は洟垂れ(はなたれ)小僧」
「光る君へ」の撮影を終えた柄本佑さんは、現在の心境について、「不思議な感じがする」と語る。
「撮影期間は約1年半。基本的には月曜日はリハ、火曜から金曜までは撮影、土日は休みという生活リズムでやってきました。それが急になくなると、何だかフワフワしますね。準備期間を含めて、1つの作品に2年以上関わったのは初めてのことでした。
主演の吉高さんの人柄もあって、本当に楽しくてギスギスすることのない、笑顔のあふれる現場でした。それが終わってしまった寂しさはありますね」
自分にとってどんな作品になるのか、まだ客観的に見れていないのが正直なところだという。ただ、40歳を前にして、作品や演技に対する価値観に変化もあるようだ。
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