Appleシリコンは設計上、チップとメモリを一体化する「ユニファイドメモリ」という構造を採用しており、M4チップは16GB以上となるが、M4 Proでは24GB以上、M4 Maxでは36GB以上となる。
M4 Pro・Maxでは、このメインメモリがより高速化されており、さまざまなレベルでの動作の高速化に寄与してくれる。とにかくデータの転送が早い、処理が早い、結果が素早く返ってくる、という経験をすることができる。
これに加えて、クロック周波数がM2、M3世代から向上し、4.5GHz駆動となった。
・ M4搭載14インチ16GBメモリのモデルが24万8800円(税込)から
・ M4 Pro搭載14インチ24GBメモリのモデルが32万8800円(税込)から
・ M4 Max搭載14インチ36GBメモリのモデルが39万8800円(税込)から
・ M4 Pro搭載16インチ24GBメモリのモデルが39万8800円(税込)から
・ M4 Max搭載16インチ36GBメモリのモデルが55万4800円(税込)から
M4 Proチップの破壊力
今回試しているM4 Proチップ搭載の14インチMacBook Proは、メインマシンとして十分すぎる性能を誇る1台と位置づけられる。同時に試していたデスクトップモデルのMac miniでも、その性能を試してきたが、少なくともM2 Max搭載のMac Studioよりも、広範な処理で優れた性能を発揮する。
Mac miniでの経験と同様、Finderを開く、Spotlightでマシンの中のファイルを検索する、写真アプリを開く、といった、ビジネスユーザーでもクリエイティブユーザーでも等しく行う日常的なタスクの動作が、すべてがワンテンポずつ早まる経験をすることになる。
またAIタスクも高速で、Adobe Premiere ProにおけるAI文字起こしなど、筆者が日常的に行うタスクについても、M3世代のチップから10%ほどの性能向上を体験することができた。
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