「IT断食」のすすめ 遠藤功、山本孝昭著
企業ITのプロである著者らは、現在多くの職場環境が「IT中毒」状態にあると警鐘を鳴らす。押し寄せるメール、分厚い会議資料、煩雑な管理システムへの情報入力などの処理に追われ、新しいアイデアを出したり、新規顧客を開拓したりといった付加価値の高い仕事がおろそかになってしまっているというのだ。
そこで提唱するのが「IT断食」。プレゼン資料は紙1枚のみを実行する企業の取り組み事例などを引用しつつ、いかにしてIT機器に頼らない良質なアナログ時間を捻出し、どのようにしてクリエーティブな思考を生み出したらいいかを考察する。
それは、日本企業が得意だった現場力を取り戻させようとする試みでもある。
日経プレミアシリーズ 892円
ブックマーク
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
トピックボードAD
有料会員限定記事
ライフの人気記事