「車幅2m未満」豪華キャンピングカーの新機軸 一般駐車場に入るアネックス「リバティ50DB」

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後ろから見たリバティ50DB
後ろから見たリバティ50DB(筆者撮影)

リバティ50DBは、トヨタ・カムロードをベースにしたキャブコン・モデルだ。カムロードとは、トヨタの商用トラック「ダイナ」をベースに、荷台部分を取り除いたキャンピングカー専用のベースシャーシのこと。このカムロードにオリジナルのキャビン(居住空間)部分を架装することで、広い室内や豪華な装備を実現したキャブコンは、価格が1000万円を超える高級モデルも多いが、キャンピングカー愛好家にとって「いつかは乗りたい」と思う憧れのモデル群となっている。

そんなカムロード・ベースの高級キャンピングカーの中で、前述のとおり、全長5m未満、全幅2m未満というコンパクトな車体を実現したのがリバティ50DBだ。具体的なボディサイズは、全長4990mm×全幅1950mm×全高2830mm。このモデルを手がけるアネックスでは、以前からカムロード・ベースのキャブコンとして、同社フラッグシップのリバティ52シリーズを擁している。こちらのボディサイズは全長5230mm×全幅2040mm×全高2880mmだから、新型のリバティ50DBは、全体的によりコンパクトな設定になっていることがわかる。

もちろん、リバティ50DBも高い居住性を求められるキャブコン・モデル。そのため、高さは2.8m以上あり、全高2.2m以下など高さ制限のある立体駐車場には入庫できない。だが、全長や全幅は、一般的な駐車場の多くに入れるサイズだし、2m未満の全幅により、細い路地などを走行しやすいことも特徴だ。

リバティ50DBの室内

ソファとテーブルを備えたダイネット
ソファとテーブルを備えたダイネット(筆者撮影)

一方の室内。車体左側にあるエントランスから入ると、すぐ右にオプションの電子レンジや85L冷蔵庫もセット可能なキッチンを配置。通路を挟んで反対側には、テーブルと5人がけのソファを備えるダイネット(リビング)も装備する。

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