「車幅2m未満」豪華キャンピングカーの新機軸 一般駐車場に入るアネックス「リバティ50DB」

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

また、室内前方の上部には、バンクベッドと呼ばれる就寝スペースがあり、跳ね上げ式のベッドは長さ1730mm×幅1370mm。さらに室内最後尾には、取りはずしも可能な2段ベッド(長さ1820mm×幅690~820mm)があるほか、中央のダイネットもベッド展開が可能だ(長さ1890mm×幅930mm)。これらベッドを備えることで、就寝人数は大人3名+子ども2名を確保する。なお、乗車定員は、ガソリン2WD/ディーゼルターボ2WDが8名、今回展示されたディーゼルターボ4WDの場合で7名だ。

電装オプションと12色のカラーバリエーション

エントランスを入ってすぐの場所にはキッチンが配置される
エントランスを入ってすぐの場所にはキッチンが配置される(筆者撮影)

じつは、このモデルは、2024年2月に千葉県・幕張メッセで開催された「ジャパンキャンピングカーショー2024」で初披露されたのだが、今回のショーでは、内装などをアップデートし、さらに商品力を高めている。

まず、内装では、テレビ台と調理台まわりに照明を追加。また、ダイネットにもカーテンや照明を加えることで、さらに高級感をアップしている。加えて、テーブル横にはドリンクホルダー(4つ)を備え付けて利便性をアップしたほか、サードシートの座り心地も改善。ダイネット後方にあり、トイレなどを備えられるマルチルームには大きなミラーと収納棚、ハンガーパイプ、防水パンも装備。これらすべてが標準設定となっている。

また、今回の変更点で注目なのが、電装系のアップグレードとして、新たに「パワープラス4800(Power Plus 4800)」というオプションのセットを追加したことだ。セット内容には、リン酸鉄リチウムバッテリー400Ah(4800Wh)、インバーター(2000W)、ホームエアコン、85L冷蔵庫、電子レンジが含まれる。

次ページ選択できるボディカラーは?気になる車体価格は?
関連記事
トピックボードAD
自動車最前線の人気記事