駅名で知名度抜群「東武動物公園」どんなところ? 広大な「ハイブリッド・レジャーランド」の裏側

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もともとは沼地だったらしく水辺も多く、そこではスワンボートなども楽しめる。子ども向け、0歳から楽しめるアトラクションも用意されている。そんな中、鈴木さんがすすめるのはやはりローラーコースター。

東武動物公園 レジーナⅡ
レジーナⅡはスタートするといきなり高さ37mまで登ってゆく。天気がよければ東京スカイツリーや富士山も見えるとか……(撮影:鼠入昌史)

「水上木製コースターの『レジーナⅡ(ドゥーエ)』は、以前あったレジーナをリニューアルして2023年3月にオープンしました。それにあわせて世界観も「スチームパンク」に統一。ガタガタした木製ならではの乗り心地が楽しいですよ。ちなみに、レジーナⅡのメーカーはグレート・コースターズ・インターナショナル。アメリカのコースターメーカーで、日本国内では初めての採用例です」(鈴木さん)

コースターを乗り比べられる

東側のゲートからも見える、木で組まれた走路の足場。所要時間は3分ほどで、最高速度は時速90kmに達するという。木の軋む音もスリルを加速する、東武動物公園の目玉の1つだ。

ちなみに、もう1つのコースターは「カワセミ」という。こちらは木製ではなく鉄製のコースター。鈴木さんによれば、カワセミとレジーナⅡは乗り心地からしてまったく違うのだとか。だから、2つのコースターを乗り比べて楽しむお客も少なくないそうだ。

東武動物公園 カワセミ
鉄製のコースター「カワセミ」(撮影:鼠入昌史)
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