松井玲奈が明かした新幹線への熱すぎる思い 卒業後の「進路」にも言及
――鉄道に興味を持ったきっかけは?
まだ工事中のリニア・鉄道館に仕事で取材に来たときです。係の人に「新幹線にはいろんな顔があって、この0系はコアラに似ている」と教えくれた。確かにホントにそう見えるんです。丸い鼻があって眼があって、コアラみたい。
自分が乗っていた新幹線にこんなにいろんな顔があるんだ、と初めて知りました。今では0系の窓の部分が斜めになっているのが”困り顔”のように見える。愛おしいです。
いちばん格好いい顔は100系
――ほかの新幹線も顔として見ているんですか?
顔に見えます。いちばん格好いいと思うのは100系です。0系は鼻先が丸っこいですが、100系は鼻先がとがっていてシャープなところがすてきです。
ライトも0系は楕円形ですが100系はよりシャープさを増している。窓も0系のように”困り顔”ではなくて、キリッとしてますよね。
新幹線の内装も好きです。とくに「700系」はシートのブルーが好きだし、座り心地も好きです。東海道新幹線にはいろいろな車両が走っていますが、自分の乗る列車が700系にあたると「やったあ」と思います。
――ではお気に入りの駅はありますか?
新横浜駅です。駅から出ると高いビルがたくさんあって、都会的なイメージ。でも、新幹線のホームから見える景色は緑が多いし、住宅街も見える。「あれ、私、新横浜にいるんだよね?」と思うくらい、のどかな風景が広がっている。
そこで列車が来るのをボーっと待っている時間が、とても好きです。以前、新横浜の駅で1時間くらい待たなくてはいけないときがあって、お弁当を食べながら景色を見ていたのをよく思い出します。
――お気に入りのお弁当はありますか?
ありますよ。私の地元・豊橋の名物は稲荷ずし。豊橋駅も新幹線が止まりますが、豊橋駅の稲荷ずし弁当はとってもおいしい。よく食べます。
――最近、新幹線で印象に残っていることはありますか。
いちばん新しい車両でN700Aというのがあって、まだそんなに数がないころ、東京から戻るときに乗ることができたんですよ。それだけで「今日はいい日だったな」とテンションが上がったんですが、翌日、東京に向かうときにまた乗れた。
「ああ、私は昨日と同じ車両に乗って仕事に行くんだ」と。昨日も今日も同じ列車に乗っているのは、この列車の中で私だけなんだろうなと優越感にひたりました。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら