有料会員限定

絶好調S&P500が急落「米国株」に起きていること アマゾン、アップル、メタ… ハイテク株で明暗

✎ 1〜 ✎ 4 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小

懸念が現実となってしまった。

米国
アメリカ株式市場は「やや波乱」の展開(写真:vichie81 / PIXTA)

特集「検証 日本株ショック」の他の記事を読む

※本記事は2024年8月8日5:00まで無料で全文をご覧いただけます。それ以降は有料会員限定となります。

米国株は2024年7月中旬から8月初旬にかけて、やや波乱の展開となった。

代表的な株価指数である「S&P500」は7月16日に過去最高の5667ポイントをつけたものの、8月2日には5346ポイントまで下落。2023年10月末からおおむね堅調さを保ってきたこともあり、一息入れるタイミングだったのかもしれない。

アメリカの株高を牽引してきた材料は、一貫して「ソフトランディング(景気の緩やかな減速)への期待」だった。ソフトランディングは簡単そうに見えて難しく、ウォール・ストリート・ジャーナルによると、第2次世界大戦後では1995年に一度だけ実現したとされる。

過去に成功ケースが少ない難事業であるだけに、小さなほころびが見えただけでも市場が過剰に反応してしまうことがありうる。足元の相場は、まさしくそのような懸念が現実になったような動きだった。

「世界株安」3つの要因

関連記事
トピックボードAD