人となり表れる「腕時計」自分らしさ表現するコツ ブランドやモデルの哲学が選ぶときのポイント
風防を守るために考案された反転式ケースが特徴で、当時流行していたアール・デコ様式のデザインも普遍的な美しさがある。
時計を選ぶことは「自分と向き合う」ということ
高い技術を駆使し、時計の表と裏に機構を組み込むモデルも人気だが、私のおすすめはケースの裏側がソリッドバックになった「レベルソ・トリビュート・スモールセコンド」。
ケースバック部分にエングレービングを行うことができ、自分用としてイニシャルなどを彫るのもいいが、十数年使ってから子どもへのメッセージをエングレービングしてもらいプレゼントすることも可能だ。自分との美しい思い出とともに美しい時計を継承する。それも高級時計の楽しみ方の1つである。
時計がファッションであるなら、何を選んでもその人の自由だ。しかし自分のスタイルを表現するものでもあるのだから、ブランドやモデルの哲学が自分の哲学に沿うかを必ず見極めたい。結局のところ、時計を選ぶということは、自分と向き合うということでもあるのだ。
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