少女の壮絶人生演じる「河合優実」に見た芯の強さ 不適切にもで話題、新作の「あんのこと」への想い

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

――でもその気持ちの切り替えから、仕事がうまくいくようになったんですね。

逃げていただけかもしれないですけど(笑)。そのコンプレックスが克服できた明確な瞬間は覚えていませんが、目の前の1つひとつの仕事に一生懸命向き合っていくうちに考えないようになりました。

社会とつながっていることを忘れない人になる

――厳しい競争の世界で生きていくうえでの目標はどこに設定していますか?

全然考えていないです(笑)。自分が18歳の頃に、この人は素敵だなとか、この人の映画にはすごく感動するというのがありました。いつか自分も、子どもや若い人にそう思ってもらえたらすごくうれしい。それが目標ですね。

――そうなるためにやっていくことはありますか?

仕事にも、作品を見てくれる人にも、ずっと真摯に向き合っていくことだと思います。同時にエンターテインメントが社会とつながっていることを忘れない人でいたい。ビジネスだけになってはダメだし、伝えたいことだけになっても伝わらない。仕事を楽しみながらそう思い続けていけば、素敵な人になれるかなって思います。

武井 保之 ライター

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

たけい・やすゆき / Takei Yasuyuki

日本およびハリウッドの映画シーン、動画配信サービスの動向など映像メディアとコンテンツのトレンドを主に執筆。エンタテインメントビジネスのほか、映画、テレビドラマ、バラエティ、お笑い、音楽などに関するスタッフ、演者への取材・執筆も行う。韓国ドラマ・映画・K-POPなど韓国コンテンツにも注目している。音楽ビジネス週刊誌、芸能ニュースWEBメディア、米映画専門紙日本版WEBメディア、通信ネットワーク系専門誌などの編集者を経て、フリーランスとして活動中。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事