有料会員限定

必見!「サステイナビリティー重要テーマ15」② グリーンウォッシュなど24~25年の焦点を解説

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4
拡大
縮小

2024年から2025年にかけてのサステイナビリティーの注目15テーマをご紹介。

環境商品
「環境に優しい」商品は世の中に多くあるが……(写真:YuliaFurman / PIXTA)

特集「サステイナビリティーの重要テーマ」の他の記事を読む

企業の評価基準が大きく変わっている。これまでは財務情報中心だったがサステイナビリティーなど非財務情報で評価されることも多くなり、過去の常識が通用しなくなってきている。そこで、サステイナビリティーの専門家が、最新の動向について解説していく。

2024年から2025年にかけてのサステイナビリティーの重要テーマは何か。サステナビリティ・コンサルタントの安藤光展氏が挙げる注目15テーマを3回の連載形式で紹介していく(今回は2回目で6~10のテーマを解説)。

いずれもサステイナビリティーに関係する方々に知っておいていただきたいテーマばかり。自社のサステイナビリティーの取り組みや研究などの論点整理などに役立てていただきたい。

【配信日程】
4月18日(木) 必見!「サステイナビリティー重要テーマ15」①
4月22日(月) 必見!「サステイナビリティー重要テーマ15」③

6. グリーンウォッシュ対応は必須の教養に

最新の『CSR企業総覧(雇用・人材活用編)』は現在発売中。書影をクリックすると東洋経済のストアサイトにジャンプします

「グリーンウォッシュ」というワードを聞いたことがあるだろうか。グリーンウォッシュとは、見せかけだけで実態が伴わない環境対応や表現を指す。昨今では環境分野だけではなく社会全般の事柄についても指すことがある。グリーンウォッシュは消費者の誤解を生みやすいため世界中で問題となっている。

2024年2月、EU(欧州連合)理事会はグリーンウォッシュを禁止する指令案を正式に採択した。指令案は、グリーンウォッシュを用いたマーケティング方法を禁止することで、消費者が製品を購入する際に適切な情報を得たうえで判断できるようにすることを目的としている。

この規制では、実証できない一般的な環境訴求を禁止し、「環境に優しい」「自然に優しい」「エコロジカル」「グリーン」などの表示を用いた根拠のないマーケティングを禁止している。

なお、イギリス、フランスなどでもグリーンウォッシュを禁止する規制があり、世界中で法律および法令に準じる規制が進んでいる。

次ページ「2024年問題」の問題とは
関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT
東洋経済オンライン有料会員のご案内