サービス強化で価格競争を回避へ--コニカミノルタホールディングス社長・松﨑正年

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これからもカラー機の分野でしっかりした製品を供給していく。複合機の開発に手を抜くことはない。それに立脚したサービスやソリューションの事業が大切だからだ。そういった意味で、インターフェースのオープン化など時代に即したシステムやソフト開発を進めていかなければならない。カスタマイズを促進し、そのうえで利益やキャッシュを獲得していく。

旧コニカと旧ミノルタ出身の取締役がほぼ半分ずつであることや、社長がそれぞれの出身者で入れ替わっていることは、結果としてそうなのであって、選ぶときはまったく意識していない。両社ともに危機感があって統合したわけで、「出身がどちらか」などと言っている場合ではなかった。私の次の社長は、結果的に順番になることがあるかもしれないが、そのときの経営の優先課題を見据えて選ぶ。

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(撮影:今井康一 =週刊東洋経済2011年7月23日号)

※記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

 

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