スペイン往復6万円台、円安でも格安航空券はある 「とにかく出かけないと何も始まらない」

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設定期間は2024年10月1日~2025年3月17日とかなり先。

料金は「クアラルンプール・ペナン・デンパサール(バリ島)・バンコク・プーケット行き」が往復総額でエコノミークラス(中部発)4万3380円~・同(羽田/成田/関西/福岡発)4万6790円~。

エコノミークラスならLCCと同程度もしくはそれを下回る低価格となっている。

一方、同じ行き先のビジネスクラス(中部発)は13万8280円~、同(羽田/成田/関西/福岡発)は15万6290円~。

ビジネスクラスの「予約クラス」はDクラスで、アラスカ航空マイレージプランなら200%加算され、東京からデンパサール往復で1万7000マイル以上獲得できる。予約クラスはアルファベット1文字で表され、このクラスによってマイルの積算率が決まるものだ。

アラスカ航空マイレージプランは、1万5000マイルで「成田ー台北」間のスターラックス航空・ビジネスクラス片道特典航空券が入手できる。

世界最高レベルといわれるビジネスクラスに4区間乗り、シンガポールのチャンギ国際空港では同社のビジネスクラスラウンジ「シルバークリスラウンジ」を堪能したうえ、「おまけ」で台北までの片道ビジネスクラス特典航空券ももらえるのであれば、この価格は完全に「買い」といえる。

シンガポールのチャンギ国際空港にあるシンガポール航空のクリスフライヤーラウンジ
シンガポールのチャンギ国際空港にあるシンガポール航空のクリスフライヤーラウンジのエントランス。ビジネスクラス利用客は乗り継ぎ時にこのラウンジにアクセスできる(写真:筆者撮影)

なお、ANAマイレージクラブなら125%、ユナイテッド航空マイレージプラスなら100%加算される。

5時間5万円台で行ける穴場の国とは?

そのほか、直行便が片道5時間程度で往復総額5万円台と、「安」・「短」の条件を満たす穴場がMIATモンゴル航空の成田発ウランバートル往復(2024年5月中旬出発)だ。

2023年にはTBS日曜劇場「VIVANT」の舞台として話題になったモンゴルだが、2019年の日本人の年間渡航者数は約2万4000人にとどまっている。

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