東大生が面接の自己PRで使わない「ある一言」 企業はどんな学生がほしい?重視する要素とは
一般常識や語学力、学業成績よりも、コミュニケーション能力が重視されているのです。当然ではありますが、仕事では、顧客や同僚、上司といった多くの他者と関わることになります。そう考えたときに、他者との意思疎通のためにもコミュニケーション力は欠かすことができないと言えます。1位にくるのも、納得感がありますね。
次に求められるのが、主体性です。さて、皆さんは、主体性という言葉の定義を明確に持っているでしょうか? おそらくですが、主体性というのを、なんとなく「積極的」とか「自主的」といった言葉と同じように定義している人もいるのではないかと思います。この点を勘違いして解釈してしまうと、就活で大きな失敗をしてしまう可能性があります。
岡山大学の教育推進機構 准教授で、非認知能力についての研究を行っている中山芳一先生は、「主体性」について次のように述べています。
要約すると、「主体性」とは、「周りの意見を反映したうえで、自分で責任を持って行動すること」だと言えます。これは、「自主的」とは別のものだと定義されています。だからこそ東大生は「自主的」という言葉を使わないようにしているのです。
学生時代に力を入れたこと、どちらが好印象?
たとえば、就活では「学生時代に力を入れたこと」を聞かれることがあります。そのときに「どんな話をしたらいいのか」と悩む人が多いと思いますが、どちらのほうが面接官からは好印象を持たれるでしょうか。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら