WR-V、アコード、スイフト、トライトンの遊び方 2024年発売予定のカスタマイズモデル一挙紹介
WR-Vは、ホンダがインドで生産・販売する「エレベイト(ELEVATE)」の国内仕様車だ。国内仕様のラインナップは、エントリーグレードの「X」、中級グレードの「Z」、上級グレードの「Z+」といった3タイプを設定。パワートレインは1.5Lガソリンエンジンのみで、駆動方式も2WD(FF)だけ。近年の新型車には、ハイブリッド車やBEV、駆動方式も2WDと4WDの両方を揃えるなど、多用な仕様を設定するモデルが多い。
そんななかで、WR-Vの設定は、かなり割り切っているといえる。そのぶん、価格(税込み)は、209万8800円~248万9300円と、全グレードを250万円以下に設定していることも特徴。これは、メインターゲットを20~30代のミレニアル世代に据えているためだ。現在、社会人の若手から中堅クラスに該当するこの世代は、家庭を持ち、子育てを行っている層も多い。そのため、収入に対し、クルマにかけられるお金も限られている。WR-Vは、そうした層に訴求するために、ラインナップを絞ることで、価格帯をリーズナブルに設定している。
ノーマル車の外観は、スクエアで分厚いボディやボリューム感あるフロントグリルなどが印象的。昔ながらのSUVらしいワイルドさを醸し出す。また、後席の足元スペースがかなり広いことや、5名乗車時でも458Lという大容量の荷室スペースを持つことも大きな特徴だ。とくに荷室はコンパクトSUVクラスでトップレベル。6:4分割式を採用する後席の背もたれをすべて倒せば、2181mmもの荷室長を確保し、より多くの荷物を積載することが可能だ。日常の買い物はもちろん、キャンプなど休日のアウトドア・レジャーなど、さまざまなシーンに対応する。
タフスタイルをさらにアクティブに
そんなWR-Vをベースにした展示車両は、純正アクセサリーを用いたエクステリアコーディネートの「タフスタイル」をベースに、各部をショー用にモディファイしている。タフスタイルとは、WR-Vの外観をよりアクティブに演出するために、デザインに統一感を持たせた純正アクセサリー群の総称。縦基調の造形を持つフロントグリルや、ヘビーデューティな雰囲気を持つ前後左右のロアガーニッシュ、フロントバンパーの左右に装着するフォグライトガーニッシュなどを擁する。
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