「ChatGPT」は仕事を助けてくれる相棒、劇的な効率化を実現した教員の活用術 授業計画から問題作成、校務と幅広く使える

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AIができることはAIに任せよう

このように、教育現場でChatGPTを活用することで、かなり仕事を効率化することができ、これまで「できなかったこと」もできるようになりつつあります。

一方で、現状の生成AIには、課題点も少なからずあります。まずは教師が生成AIを使ってみて、それらの課題点について理解することが大切です。そのうえで、自身の仕事や生徒への指導に役立てるとよいでしょう。

教師の仕事は本当に多岐にわたります。すべての教師の仕事がAIに取って代わられるということはありえないですが、AIに任せて効率化すべき仕事もたくさんあるように感じます。AIができることはAIに任せて、人間にしかできないことに時間を使いたいですね。

南部久貴(なんぶ・ひさき)
滋賀県立高校教諭
2018年より、滋賀県で英語科教諭として勤務。ICTを活用した教育に関心があり、2022年度には、滋賀県のICTコアティーチャーを務めた。最近では、ChatGPTを活用した教育に関して、単行本や雑誌記事の執筆などを行っている。著書に『ChatGPT×教師の仕事』(明治図書出版)がある
※本記事の内容は、あくまでも個人としての見解です

(画像と動画:南部氏提供)

執筆:南部久貴
東洋経済education × ICT編集部

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小学校・中学校・高校・大学等の学校教育に関するニュースや課題のほか連載などを通じて教育現場の今をわかりやすくお伝えします。

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