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中国自動車大手が「インド戦略」を転換した事情 上汽集団、現地子会社をインド企業との合弁に

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MGインディアへの出資を決めたJSWグループは、インド有数の規模を持つ製鉄事業を中核に、エネルギー、インフラ、セメント、ベンチャー投資などさまざまな事業を手がける。同グループの時価総額は、インド企業のなかでもトップ5に入っている。

JSWグループは上汽集団との戦略提携をテコに、EV関連事業の拡大を目指す。写真はロンドンで行われた提携調印式(JSWグループのウェブサイトより)

「今回の協業の目的は、EVのエコシステムの構築を通じて、この領域における(インド市場での)リーダーになることだ」。JSWグループのプロジェクト責任者を務めるパース・ジンダル氏は、上汽集団との提携の調印式でそう述べた。

中国とアメリカに次ぐ市場規模に

約14億の人口を要するインドは、自動車市場の潜在成長力が極めて大きい。2022年の市場規模は472万5000台に達し、国別で日本を抜いて(中国とアメリカに次ぐ)世界第3位の自動車市場に浮上した。

本記事は「財新」の提供記事です

現在のインド市場で最も成功している自動車メーカーは、日本のスズキの現地子会社であるマルチ・スズキだ。同社は2022年に157万台を販売し、インドの乗用車市場で4割超のシェアを握っている。

世界の自動車市場でEVシフトが進むなか、上汽集団を含む中国メーカーがインド市場で勢力を拡大できるか、注目される。

(財新記者:安立敏)
※原文の配信は12月1日

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