「婚約を破棄した後はもう一生一人でもいいやと自暴自棄になったこともありました。若い頃も何度かホステスのバイトをしていたのですが、潜入取材目的で45歳にして熟女系のスナックでホステスのバイトを始めました。でも、お酒をたくさん飲んで酔っ払って、便器を抱えて嘔吐していたら『私、45歳にもなって何をやっているんだろう』と急に虚しくなってしまいました」
46歳にして婚活
それから飯島さんはアラフィフにして婚活を始めた。マッチングアプリに登録し、希望の条件を入力し相手を探した。たくさんの男性に会ってデートをし、ようやく「この人と一生一緒にいたい」と思える相手に出会えた。しかし、親が再婚をなかなか許してくれず、結局3年ほど交際をして50歳で結婚をした。相手はバツイチで子どもがおり、親権は元妻にあったが、元妻と彼の間を行き来しており、飯島さんともすぐに打ち解けた。
「夫の子どもからは『ゆりちゃん』と呼ばれて良好な関係を築いています。実は今日もこの取材の後、夫の子どもを迎えにいかないといけないんです。今年受験なので勉強が大変そうですが、よく3人で仲良くご飯を食べています」
最後に飯島さんに離婚して良かった点について聞いてみると、嫌な相手と別れられるのだから良いことづくしだと即答された。また、今は平穏な家庭を築いているが、もし今後相手のことが嫌になったら我慢はせず離婚するとのことだった。
多くの恋愛を重ねて2度の離婚と婚約破棄、3回の結婚を経てきた飯島さん。彼女にとって結婚も離婚のハードルもそう高くないように感じた。そして、前向きな離婚ばかりだ。今後も持ち前の明るさで人生を歩んでいくのであろう。
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